現在のこだわり(4歳8ヶ月/年少)

・行動トレーニングの時間を自分で決めたい
・食事の時の席順(ちーくんのお隣はお父さん)
・プールはお母さんと行く
・トイレはお父さんと行く
ABAの先生に相談すると「こだわりの対象が”人”に変わって来ていますね。これは(自閉症の)成長ステップ通りですよ。」との事。
当初のこだわりは「シャンプーは2回プッシュする」とか「顔は3回洗う」という回数や物に対するものだったのが、現在は「○○をする時はこの人」といった「人」が対象になりました。
今後は「言葉のこだわり」が出てくる事が多いそうです。同音異義語(性格と正確)や似ている言葉を何度も繰り返し言って喜んだり(「上戸(うえと)」と「ウェット」は何が違う?など)・・・
毎日の生活の中で意識的に「こだわり崩し」を行い、強いこだわりを持たない習慣をつける事が大切なのだそうです。そして、こだわりが出てきた時に「他にも逃げ道があるんだよ」ということを教える。
例えば・・・「顔をあらうのは5回」というこだわりがあったとすると、チコの中では「5回以外はありえない」状態です。”5回以外だと泣くから5回にしよう”では、こだわりを強化しているだけなのです。
しかし「2回の時もあれば4回の時もある。10回の時もあるかもしれないけど、何回でも構わないんだよ。」と、あえて変化をつける事でこだわりを薄くしていくというもの。
同じアドバイスをコロロでも誠愛でも幼児教室でも受けました。アプローチは違っても目指す方向性は同じ。幼児期に最も取り組みたい内容ですね。

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