チコは朝の洗顔時に、「自分で5回洗い→親に3回洗ってもらう」というパターンができています。
たまに親が洗うところの回数を変えると「この世の終わり」といわんばかりに崩れ落ちて泣き出します。まるでコントを見ているかのような泣きっぷり・・・。
それでも「何回でもいいんだよ~。ササッ、朝ごはん食べよ!」と回数を気にしなくていい事を伝えたり、別の話題をふったりして自然に落ち着くのを待ちます。
何十回もやっていると、パターンが変っても「この世の終わりじゃない」事が分かってきたようで、多少引っ掛かってはいるようですが、泣かなくなってきました。
この事をABAの先生に言うと、幼児期は”自分がこだわっているものが変化しても、そんなに落ち込む事でも悲しむことでもない”ということを知り、訓練次第でパターン以外でも対応できるようになる時期なんだそうです。
これが成長していくにつれ適応が難しくなるので、中学生くらいになると「パターンを残しながら対処」を行うそうです。
年齢によって対処方法は違いますが、いずれも強迫症状にならないように修正が必要なんですね。
「この世の終わり」じゃないんだよ

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