再来年の小学校入学に向け、就学活動中の我が家。
特別支援学級システムが確立していると評判の小学校へ夫と見学に行きました。
特学クラスは全部で12名・2クラスあり、4分の3が学区外からの入学者。
普通クラス各学年2クラスという「こじんまり」さもかなりポイントが高いです。
クラスは1~3年と4~6年に分かれており、主に見学したのは1~3年クラス。
1年生4人と2年生1人、3年生1人の1クラス6名。
6人とも落ち着いて着席し、先生の話を聞いています。
与えられた課題に取り組み、先生がピッタリついていなくても
「今やるべきこと」が出来ています。
皆、発表も先生への質問もできる。
正直、レベルの高さにビックリ!!「どこが自閉っ子なの??」って感じ。
本当に「授業」が成立しているのです。
見学後、先生にお話を伺いました
・皆、着席できていたので驚いた
⇒最初はできない子もいるが、周りの影響もあって1学期の終わりにはどの子も落ち着く
・皆、授業内容に沿った課題を行っていて驚いた
⇒授業中に(内容に沿わない)別の課題は行わないようにしており、関心を向けるよう、
アプローチ方法を生徒により変えている
・給食、掃除について
⇒より丁寧な指導・説明をする。基本的ルールは普通級の子となんら変わらない。
・休み時間はどのように過ごすのか
⇒基本的には先生または補助の先生が教室にいるようにするが、生徒の過ごし方は自由。
1人で本を読む子、クラスの子と遊ぶ子、交流級の子と遊ぶ子など様々
・学童保育について
⇒6名中4名が学童保育を利用しており、両親は共働きされている。
学童保育の加配指導員は2名に1名。長期休暇中も預り可能。
小学校卒業まで利用延長ができる。
できるだけ交流級の時間を多くとるのが基本方針のようです。
ただ、ハイレベルすぎてチコがついていけるかなぁ…と心配。
先生は「この時期の2学年差はすごくあるんですよ」と言って下さったけど、あと1年半であのレベルに到達するのかなぁぁ。
家から小学校まで約2km強。
1年生の後半からは1人で通学できるよう、散歩コースに入れると夫が言っていた。
道を覚えるのは問題ないと思うけど、安全に通学できるかはまだまだ未知数。
就学に向けて、意識的に基礎力を上げなくちゃ!と思いました。
就学までにやっておくこと
各療育の先生に小学校見学の話をして、就学までに練習しておくことを聞いてみました。
◆45分授業に参加できるよう着席し続ける
◆全体に向けた話に注視する
◆自習タイプの学習ができるようにしておく
◆目を見て話す
◆相手を意識するようにする
◆模倣力の強化(これがとにかく重要!)
⇒ラジオ体操ができるように(できれば曲を聞いただけで出来るように)なる等
◆手足バラバラの動きができるように
⇒踏み台昇降をしながら、シールはがしをする等
◆「10」までの数の概念
◆ひらがなの読み書き
目標がハッキリしてきたので、これらの要素を含んだ療育プログラムをより明確に打ち出すことができそうです。
小学校見学開始

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