北九州市で開催された「自立課題」の作り方講座に参加してきました。
事前にDVD(自閉症の子どもの自立課題)を見て、講習に挑みます。私は「お金関係の課題」か「組み立ての課題」を伝授してもらいたいなぁと漠然と考えていました。
当日(1月20日)はあいにくの雨。チコは8時からピコランに預けて(1日コースで\5000!高いけど、時間を考えると安い)、新幹線でいざ小倉へ。会場に着くと、自閉症児の親だけでなく、保育園・幼稚園・小・中・養護学校の先生など支援者の方も参加されていました。(しかも福岡だけでなく、山口・長崎・大分・熊本など九州各県から!)
簡単なオリエンテーションの後、モデルケースが発表され、そのケースのお子さんに合った課題をグループで作成します。専門家もいない素人グループで作る課題って…。お昼を挟んで、午後からその課題を実際に試し、皆で批評します。
私たちのグループは「コイン入れ」を作成しました。初対面の人と短時間で何を作れるのか…ディスカッションする時間も限られるので、結局知っている課題をつくることになってしまいます。
専門家の人が作り方を教えてくれるものとばかり思っていたので少々肩すかしを食らいました。これなら、あらかじめ参加者に課題を作って持ってきてもらい、それを1つ1つ検証する方が良いのでは・・・?なんとなく不完全燃焼に終わった講習会でした。
それでも他の方のアイデアをたくさん見ることができたし、何より支援者の方々の熱い思いに触れることができ、「ありがたいなぁ」としみじみ思えたことが収穫でした。
あと、自立支援のDVD自体はとっても参考になります。
やっぱり療育は専門家の指導の元、家庭でおこなうのが基本だと改めて感じました。どこの親御さんも試行錯誤されて、本当に一生懸命頑張っていらっしゃいます。
我が家はまだまだだな~…と思いながら、帰りに100円ショップへ立ち寄り、材料を調達しました。
自閉症の子どもの「自立課題」作り方講座

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