ルビコンの決断(日本理化学工業の回)、
知的障害者雇用への考え方を見直す導入として非常に説得力のあるものでした。
エピソードもさることながら一番印象的だったのは、大山会長の言葉
「知的障害者が20歳で(障害者)施設へ入り、仮に60歳まで過ごすとしたら、1人あたり2億円掛かるそうです。我が社はこれまで、5人を65歳で卒業させたので、簡単に計算すると2億×5人で10億の社会保障費を節約できたのかな・・と。国が企業を応援するしくみをつくれば、(社会保障費を減らすよう)前進できると思っています。働くということの大事さをお互い確認しながら、働くことをもう一度考えてもらえたらいいなと思います。」
全くもって同感です。
何のサポートも受けず、施設に入ることしか選択肢がない・・より、一生に渡るサポート・指導を受けながらも自立できるしくみがあれば、本人は「人のために役に立っている」と思え、より幸せを感じることができるでしょう。親や兄弟の負担も軽減され、企業は戦力を増やし、国は福祉費を削減できる。
もちろん、社会の歩み寄りだけでなく、本人・家族の歩み寄りが何より必要であることは言うまでもありません。
より生きやすい世の中になるよう、どう社会に動いてほしいのか・・・どう自分が行動できるのか・・・具体的に考え始めなければと思いました。
働く幸せ3 人を雇うということは、人をいかすということ

コメント